年も改まりましたので、春の本格的時期に先駆け昨年の 「平成22年度の家庭菜園の成績表」を総括しみました。
この「家庭菜園の栽培番付け表」は収穫量のみで無く,栽培への期待度と達成感に拠る所の「個人的な自己評価表」です。

○平成22年度 家庭菜園成績表
評価 |
品目 |
成績 |
内容 |
横綱 |
大玉トマト、中玉トマト、ミニトマト |
予想以上の収穫実績。 |
*大玉、ミニトマトやナス類は雨 不足や猛暑に関わらず夏後半の 好天により生育が良く最高の出 来栄えと成った。 |
長ナス、丸ナス 、ピーマン |
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*タマネギ3種、ジャガイモ4種 は栽培が安定して玉太りも良好 で高収穫です。 |
ジャガイモ |
例年難しい大根が土壌の改善化 で非常に良い出来でした。 |
タマネギ(赤、早生、晩生) |
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大根(秋、春) |
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大関 |
生姜 |
期待以上の実績 |
*春キャベツ、春ブロッコリ共に 気温が低い時期では害虫の被 害も少なく安定した収穫が出来た。 |
聖護院カブ |
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*今年初栽培の聖護院カブ、新 生姜とも初物にしては非常に良い 出来でした。 |
トウモロコシ |
*トウモロコシは例年の鳥害も無 く高温で良い実が多数得られた。 |
春、冬キャベツ、レタス |
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ブロッコリ(春) |
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九条ネギ、根深ネギ |
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サツマイモ |
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関脇 |
キヌサヤ、エンドウ、 |
期待どうりの実績 |
*豆2類は寒冷紗の防寒のお陰 で出来栄えは良好で春先の味覚 を味わえました。 |
ゴボウ |
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*初物の牛蒡が一時期遅れてた が秋口に育ちが良く成り初の収 穫が出来ました。 |
ラディッシュ、みどり菜 |
*カボチャ(和、洋)は玉太りは良 好でしたが選定で数量が少なめの 結果と成った。 |
カボチャ(和)、 |
*葉菜類は遅蒔き苗が移植のお 陰で気温が下がると共に害虫も 減り安定した出来栄えと成った。 |
キュウリ、ゴーヤ、オクラ |
*夏野菜類は猛暑のお陰で夏後 半勢いが増して良い出来と成り ました。 |
茗荷 |
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春撒きのチンゲンサイ、水菜、春菊、タカナ、小松菜 |
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小結 |
ツル有りインゲン |
期待に少し届かない実績 |
*冬ブロッコリ、冬白菜は秋の種 蒔き分が害虫の被害に遭い出来 は良く無かった。 |
サトイモ |
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*ツル有りインゲンは種蒔きの時 期が合わなくて遅めの収穫で量が 激減した。 |
ニンジン |
*ニンジンは例年良好でしたが、 連作での土壌の変化で発芽、根付 きが低下して不作で、植え付け畝の 変更をした。 |
ニンニク |
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ホウレンソウ |
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ブロッコリ(冬)、冬白菜 |
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前頭 |
サトイモ、 |
期待はずれの栽培 |
*大豆畑でのサトイモはマルチ架け をしたが、初夏の水不足の影響で根 芋の付きが悪く次には栽培場所の変 更等検討する。 |
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コンニャク |
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*初栽培のコンニャクは栽培法が解 らずで秋頃に芋が全く育たず消滅? した。 |
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落花生 |
*落花生は自家製種の不適合等で 出来が悪く豆の付きが激減と成った。 |
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ソラマメ |
*ソラマメは花芽付き後に害虫アブ ラムシにやられて収穫が殆ど無く成った。 |
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秋のチンゲンサイ |
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秋蒔きのチンゲンサイ、水菜、タカナ、小松菜 |
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番外 |
白大豆、青大豆 |
今年は作付けを約20%増量したが、結果は総収穫量40kg、昨年よりも15%程の減収と成り、更に不良率も高く成った。 |
*大豆は、梅雨の雨不足と夏の猛暑 等の異常気象影響で株の育ち、鞘の 実入りが非常に悪く、良品も少なくて、 栽培して初めての最悪の出来栄えで した。 |
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小豆 |
今年は栽培畝を25%減らし植えが、収穫量は良品が約8kgと昨年と略同じ収穫が出来て良好でした。 |
*小豆は種蒔き量を減らしたが、 種蒔きの時期と、実入り時期での 猛暑の影響も無くて豆の粒も良好 で良い収率の良品が収穫と成った。
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◎総論。
*今年は近来稀なる異常気象に拠る、春先の発芽期の雨不足と夏期の猛暑等の悪影響を受けて厳しい栽培の年でした。
*特に大豆は特殊な気候の影響を受けて生育が悪く収穫が低下したので、今後は畑の土壌の改良(大豆畑の土壌)等更に重要に成って来ました。
*春先の葉物と秋期の根菜類は其れなりに良好でしたが、秋の葉物は害虫で一部全滅被害等の被害受けたので、無農薬栽培での新たな害虫対策が必要です。
*今年も新しい品目(カブ、コンニャク)を作りましたが、未だ品目に拠り(ニンニク、里芋等)栽培の差が大きいので更に栽培法を勉強です。
*家庭菜園も5年目に成りが、有機栽培と自然栽培(無農薬と低肥料)進めるには検証と研究が必要です。
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